11:名も無き被検体774号+:2012/11/20(火)16:13:11.81ID:gExy4Sja0
>>9
よかったら見て行ってください。
僕は学校に行くのが嫌になっていた。
勉強もできないし、行く意味がないと思っていた。
でも毎日通った。部活もやめなかった。
僕は一向に上手くならなかった。
雅治はもう試合に出ていた。
神様は不公平だって毎日考えていた。
でも、学校を休むと母に心配かけてしまうと思い、毎日学校に通った。
そんな生活が続き、僕は2年生になった。
よかったら見て行ってください。
僕は学校に行くのが嫌になっていた。
勉強もできないし、行く意味がないと思っていた。
でも毎日通った。部活もやめなかった。
僕は一向に上手くならなかった。
雅治はもう試合に出ていた。
神様は不公平だって毎日考えていた。
でも、学校を休むと母に心配かけてしまうと思い、毎日学校に通った。
そんな生活が続き、僕は2年生になった。
12:名も無き被検体774号+:2012/11/20(火)16:18:46.39ID:gExy4Sja0
2年生にあがって、クラス替えがある。
僕にとってはどうでもいいイベントだ。
先生に言われた教室へと向かう。
ドアをあけると、既に生徒たちは騒いでいた。
その中に、雅治の姿があった。
雅治は楽しそうに話していた。
話している相手は清原と呼ぶ。
清原は雅治の幼馴染みで、中学校に上がってすぐに3年生に喧嘩で勝ったという学校一の不良だった。
喧嘩の強さもだが、スポーツも凄く、ラグビーでは全国大会に出る程のチームのスタメンだったらしい。
僕は静かに教室の隅の席に座った。
僕にとってはどうでもいいイベントだ。
先生に言われた教室へと向かう。
ドアをあけると、既に生徒たちは騒いでいた。
その中に、雅治の姿があった。
雅治は楽しそうに話していた。
話している相手は清原と呼ぶ。
清原は雅治の幼馴染みで、中学校に上がってすぐに3年生に喧嘩で勝ったという学校一の不良だった。
喧嘩の強さもだが、スポーツも凄く、ラグビーでは全国大会に出る程のチームのスタメンだったらしい。
僕は静かに教室の隅の席に座った。
13:名も無き被検体774号+:2012/11/20(火)16:25:01.14ID:gExy4Sja0
16:名も無き被検体774号+:2012/11/20(火)16:29:41.31ID:gExy4Sja0
みてる人いないかな。
そして、クラスの班を決めるときのこと。
みんな続々と決まっていく中、俺は誰に話しかけることもできず、ただただボーッとしていた。
すると雅治は俺を誘ってくれた。
雅治「おい、俺の班こいよ。仕事しなくていいから楽だぜ」
俺は「は・・・うん」くらいしか言えなかった。
タメ口で言っちゃったよ、殴られるんじゃないかとか思ったけど、そんなことを気にしているのは俺だけである。
班には清原もいた。雅治と清原はいつもセットだった。
そして、クラスの班を決めるときのこと。
みんな続々と決まっていく中、俺は誰に話しかけることもできず、ただただボーッとしていた。
すると雅治は俺を誘ってくれた。
雅治「おい、俺の班こいよ。仕事しなくていいから楽だぜ」
俺は「は・・・うん」くらいしか言えなかった。
タメ口で言っちゃったよ、殴られるんじゃないかとか思ったけど、そんなことを気にしているのは俺だけである。
班には清原もいた。雅治と清原はいつもセットだった。
18:名も無き被検体774号+:2012/11/20(火)16:35:30.49ID:gExy4Sja0
それからの中学校生活は、楽しかった。
俺が言葉を発する機会が増えたかといえばそうではなかったが。
相変わらず一言も喋らない日が続いたが、憧れていた雅治の学校生活を間近でみることができて楽しかった。
わかったことは、まず雅治と清原は所謂DQNだった。
クラスメイトにはすぐ脅しの言葉をかけるし、暴力もふるっていた。
時々他の中学校のDQNが学校に来て、二人と話していた。その度に先生たちが走り回っていたのを覚えてる。
授業に出てないと思えば、煙草の匂いをさせながら教室に戻ってきたり、でも皆に愛されているのが僕にもわかった。
二人と過ごすうちに、二人への憧れの思いは一層強くなった。
俺が言葉を発する機会が増えたかといえばそうではなかったが。
相変わらず一言も喋らない日が続いたが、憧れていた雅治の学校生活を間近でみることができて楽しかった。
わかったことは、まず雅治と清原は所謂DQNだった。
クラスメイトにはすぐ脅しの言葉をかけるし、暴力もふるっていた。
時々他の中学校のDQNが学校に来て、二人と話していた。その度に先生たちが走り回っていたのを覚えてる。
授業に出てないと思えば、煙草の匂いをさせながら教室に戻ってきたり、でも皆に愛されているのが僕にもわかった。
二人と過ごすうちに、二人への憧れの思いは一層強くなった。
1001:オススメ記事@\(^o^)/:2018/06/18 19:48:00 ID:narusoku

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