21名も無き被検体774号+2012/03/05(月)05:38:37.28ID:wMB8nVIB0
運命だろwww




22名も無き被検体774号+2012/03/05(月)05:39:10.65ID:pNqgqjY80
友「右斜め後ろ、いけwwww」
俺「まじで勘弁してくれ」
友「向こうも2人みたいだし、俺も一緒に行ってやるからww」
俺「普通に怖がるだろ」
友「大丈夫だって!」

そう言い残し立ちあがった友。
右斜め後ろに振り返れば、おそらくあのJKがいるのだろう。

友「スライディング男の友達の友でーす!
ちょっと時間いい?」

まじかよ…。
ますます振り返れなくなった状況に唖然としながら
ドリンクバーで作ったキューピーを一気飲みした。
汗がハンパなかった。
この世で俺以外にスライディング男と呼ばれている男が他に居てほしかった。

友「おい、スライディング男wwこっち来ていいってww
ラストチャンスだぞ!」

頭を抱えていると満面の笑みで戻ってきた友。
なぜか隣にはJKと一緒にご飯を食べていたであろう友達。
手が早いとはこういうことを言うのだろうか。




23名も無き被検体774号+2012/03/05(月)05:42:04.49ID:x092EoMO0
スライディング男www




25名も無き被検体774号+2012/03/05(月)05:55:22.97ID:pNqgqjY80
もうどうにでもなれって吹っ切れてきてとりあえず振り返ってみる。
右斜め後ろには間違いなくJKがいた。
ものすごく困った顔をしてうつむいていたと思う。

友は早く行けと言わんばかりに、JK友を隣に迎え談笑を始めていた。
仕方なく席を立ちあがり、JKの居る席に向かう。

俺「すいません…スライディング男です…」
JK「あ、はい…w」

かすかにJKが笑ったように見えた。
うつむいたままだったからよく分からなかったけど。
ただそれが嬉しかった。
初めてスライディング男であることを誇れたような気がした。

謝るなら今しかないと思った。
なんてったって長渕の西新宿の親父の唄が頭の中で流れているんだもの。

俺「あのときはほんとにすみませんでした!」

やるなら今しかねえ。




29名も無き被検体774号+2012/03/05(月)06:06:51.27ID:pNqgqjY80
JK「もういいですよwwなかなか笑い話になりましたしww」

こんな俺でもJKの話題の一部になれたと思えばちょっと興奮した。
立派な社会貢献をしたような気持ちになったのはなぜだろう。

なによりこのJK笑うとすんごい可愛いww
美人系の顔なんだけど笑うとまだあどけなさが残ってんのww

俺「そんなそんな…なんだったらまたしますよww」
JK「真剣にやめてください」
俺「あ、はい」

やばい、話題が途切れたwwと焦っているとJKのほうから切り出してくれた。

JK「そういえば一緒にお店に来てくれた彼女さん?とはどうですか?」
俺「いや、あのかくかくしかじかありまして…」
JK「振られちゃったんですか?」
俺「はい…やっぱりスライディング男が彼氏だと嫌なんですかね…」
JK「wwww嫌でしょ、やっぱりwwww」

JKで毒舌って…これなんてエロゲ?




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1001オススメ記事@\(^o^)/2018/07/28 20:53:00 ID:narusoku